週末の自民党総裁選で、盛り上がった株価が一気に下落という大方の予想通り、週末の終値から値を下げています。
通常は上がるのに逆の動きです。おそらく一過的なものと思われるので、長期ホールドの株を若干買い増しすることにしました。
しかし、世間も同じことを考えているのでしょうか。思ったほど下がっていません。
何を買おうかと迷いましたが、NTT株を2000株ほど午前中の下値を拾って平均単価を下げることができました。147.2円。
私の投資歴はけっこう長いのですが僅かな量しか買っていませんでした。バブルが崩壊して市場が安定した後位からです。
ここ3年以前は、ポリシーも持たずに適当に売り買いしてきちんと記録も取っていないのですが、トータルでいくとマイナスだったように思います。
上値つかみをして大損したまま塩漬けになっていた株もありました。しかし、それら株はV字回復して収支トントンになったところで売って損を出さなかったことから、一つのことを学びました。
当たり前のことですが、
* 高値で買わない(よう心掛ける)
* 買ったら我慢して持ち続ける
ことをずっと前から実践に移していれば、今頃は資産を大きく増やしていたかもしれません。
ただ、バブル崩壊とリーマンショックをうまく乗り越えていたかどうかは自信がありません。
ここ3年ほどは、以下のポリシーに落ち着きました。
* 基本的に長期ホールド
* 為替リスク分散のため、米国債を少々
* 成長期待でインド投信を少々
といったところです。
米国株も考えましたが、為替が絡んでくるのと、税金が面倒そうなのでやっていません。S&Pを買うにとどめています。
これから秋にかけて、衆院総選挙、米大統領選と大きなイベントが続きますが、潮目が変わる可能性もありますが、一喜一憂することなく、長い目で(といってもそう長くはないかもしれないですが)見ながら投資を続けていきたいと思います。